どうも。963です。
私は、一年ほど前に会社に相談してリモートワークにしてもらいました。
出社は基本的に週一回。
その週一回の出社時も特に定時までいなければならないわけではなく、チームメンバーとの折り合いがつけば、途中で帰宅して残りの作業は自宅でやらせてもらっています。
きっかけ
きっかけは奥さんの入院でした。
1ヶ月近く入院となったので、その間、娘は児童養護施設で預かってもらいました。
卒園を1ヶ月後に控えた娘は、事情を聞いて一瞬呆然とした後、泣きながら児童相談所職員の車で施設へ連れて行かれました。
それでも、一度も「いやだ」とは言わずに…。
もうあんなことは絶対にしたくないんですよね。
リモートワークのメリット
リモートワークのメリットは多くありました。
使える時間が増える
これに尽きるといってもいいかもしれません。
使える時間がとても増えます。
特に私は通勤時間に往復四時間弱かかっていたので実感できる効果は大きかったです。
小学生の子供がいるので朝晩の食事も一緒に食べられるし、見送りもお迎えもできます。
平日にちょっと中抜けして授業参観に行くこともできます。
また、これまでは半休を取ったり、職場近くで毎回探していた病院などもかかりつけのところに行けるので安心だし、市役所などの公共機関の手続きなどにもかける時間を最小化できます。
通勤電車に乗らなくて済む
通勤電車、大嫌いなんですよね。
電車自体は嫌いではないのですが、通勤時のあの圧迫感とか特に冬場の暖房が効きすぎて蒸し暑い車内とか…。
特に田舎だからなのか、普段電車に乗っていないのか並び方のルールがわからないのか列がいくつにも分かれていたりすることもあり、朝から疲れてしまいます。
それに、これはJRの遅延証明書の発行サイトですが、結構どの路線も頻繁に遅れていますよね。
■JR遅延証明発行サイト
これならいっそ通勤しないで済む方法を考えた方が、生産性は向上するように感じます。
余分なことに割く時間が圧縮される
これも同じようなことですが、時間的コストが結構削減されます。
・よくわからないミーティングへの出席
・コンビニや自販機、給湯室に行く時間
・トイレの休憩
など、どれも自宅の方が職場より広かったり、待ち時間が長いという人はあまりいないのではないでしょうか。
体調を崩しづらくなる
そういえば、最近、今年は風邪で休んだり病院へ行ったりはしていないことに気づきました。
職場はインフルエンザにかかる人が増えてきていて大変なのに。
やはり職場や通勤電車などあまり不特定多数の人が集まる場所に長く滞在しない方が体調は安定するのではないかと思っています。
あと、職場によってはたまに「めんどくさい人」っていうのがいるので、そういった人に時間を割かなくてもいいというのも大きなメリットかもしれません。
リモートワークのデメリット
自宅のネット環境や光熱費は自分もち
ネット環境はもしかしたら、会社によってはセキュリティの観点からルーター貸し出しとかやってくれるところもあるかもしれませんね。
私の職場は全部自分もちですが、うちの場合、基本日中は専業主婦の奥さんがいたので、あまり気にしませんでした。
歩かなくなる
歩く距離が格段に減ります。
今でも週一の出社日はだいたい8,000〜10,000歩ですが、リモートワークの日は1,000歩未満…。
オフィスにいればちょっと席を立ってトイレに行ったり、飲み物を買いに行くだけでも結構な距離を歩きますが、自宅では邸宅に住んででもいない限り数歩で済んでしまいます。
なので、ウォーキングやジョギングをしたり座る椅子にある程度気を使わないと、足が浮腫んだり健康への影響が懸念されてきます。
不安になる
コミュニケーションコストが必要最小限になるのは良いことですが、その分、社内の情報的にもタスク的にも孤立しがちです。
私の場合、自分の職場でリモートワークの制度が正式に開始される前に始めたということも大きく影響しているのかもしれません。
こういった働き方がまだまだ少数派な環境では自分からアプローチの仕方を工夫していかないと安定した居場所確保は難しそうです。
まとめ
リモートワークという働き方は、私のようなシステムエンジニアなど成果物主体の仕事で、家庭にある程度時間を割きたい人間にとってはとてもメリットのある働き方だと思います。
雇用側にとっても、オフィスのスペースにかけるコストや交通費を抑えられたりとメリットはあるのではないでしょうか。
しかし、成果物だけでなく総合的に評価をしてほしい人や、共働きや一人暮らしで日中自宅の光熱費などがあまりかからない人たちにとっては、メリットはそれほど大きくはないのかもしれません。
なので、リモートワークはあくまで選択肢の一つとして、社員がそれぞれのライフステージなどに合わせて選べるようにするのが最も良いのではないでしょうか。